大地震を生き抜くための、リアル・シミュレーション・アニメ
〈東京マグニチュード 8.0〉初期微動を感知せよ! 7月2日、プレビュー番組を放送
7月9日を皮切りに、毎週木曜 24:45(金曜 0:45)からフジテレビ“ノイタミナ”ほかで放送される『東京マグニチュード 8.0』が、放送開始とともに話題の“激震”をもたらしそうだ。
《ノイタミナとは……》
テレビアニメの新しい方向性を示すべく、2005年4月、フジテレビが“連ドラのようなアニメ”をコンセプトに設立した深夜枠。従来のテレビアニメの常識を覆したいという思いから「ANIMATION 」を逆さに読み「NOITAMINA」と名づけ、普段アニメを観ない大人にも楽しめる作品を追求している。
これまでに『ハチミツとクローバー』、『のだめカンタービレ』、『墓場鬼太郎』などの作品が放送され、TV ドラマや実写映画と連動したメディアミックス展開でも注目を集めた。深夜アニメとしては異例の高い視聴率5%台を次々と叩き出し、占拠率では同時間帯のバラエティなどの番組を抑え、1位を獲得することもある人気枠。
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■防災界を巻き込んで、
“ビッグ・ワン”の初期微動 急速に伝播……
□防災プロフェッショナル、防災士など “警戒情報”をキャッチ
東京を襲う大地震を生き抜くためのリアル・シミュレーション・アニメ『東京マグニチュード 8.0』の“エピセンター(震央)”を探知したという情報が地殻を這うように伝播、テレビ界、アニメーション界、メディア・報道分野はもとより、首都圏防災のプロフェッショナルたち(中央官庁、都庁、東京消防庁、警視庁、さらには自衛隊、防災士など……)を巻き込み、奮(震)いたたせて、注目度急上昇中である……
この“ビッグ・ワン”(巨大地震)――『東京マグニチュード 8.0』の“プレ・スリップ(前兆すべり)”ともいえるプレビュー特別番組が、7月2日(木)24:45に放送される。そのタイトルは、『常識にまどわされるな! 大地震生き残れSP〜東京マグニチュード 8.0』で、そのナビゲーターが本編アニメに本人キャラクターとして登場する滝川クリステルさん(FNN「ニュースJAPAN」キャスター)だということも必見要素、見逃せない“アニメ警戒情報”である。
■そして、いま、絶望的に巨大な揺れが東京を襲う……
□地震防災の知見を踏まえつつ、
マグニチュード(地震エネルギー)は想像力をテコに一挙30倍増へ
いつどこで大地震が起こってもおかしくない日本。首都圏を含む南関東での今後30年以内の巨大地震(M 7程度の相模トラフ沿いの海溝型地震)の発生確率は70%(文部科学省・地震調査推進研究本部「長期評価一覧」)参照)と評価されており、国、防災界はいま、危機感を高めているところだ。
国(中央防災会議)はまた、これまでの南関東での地震発生パターンを分析し、200〜300年間隔で発生する関東大地震(1923年関東大震災、M 7.9)のようなM 8クラスの地震の間に、M 7クラスの直下地震が数回発生していることから、とくに被害が大きくなるとみられる東京湾北部の直下地震をターゲットに2006年、「首都直下地震の地震防災戦略」を策定、10年計画で被害想定の数字をほぼ半減させるべく、国民的な減災運動をめざして、懸命に対策を講じている最中である。
この東京湾北部直下地震(M 7.3を想定)の被害想定では、いずれも最悪条件下で、死者1万1000人、建物被害85万棟、帰宅困難者約650万人という膨大な数字が上げられている。『東京マグニチュード 8.0』の主人公たちはまさに、東京湾北部周縁の「お台場」を訪れているときに“ビッグ・ワン”に遭遇する――
■多くの災害がそうであるように、フィクションの想像力は定説を超越する……
□地震学者は「東京M 8.0」を否定
だが、そのプロットのリアリティは高まるばかり
「夏休みに入ったばかりのお台場。中学1年生の未来は、弟の悠貴に付き合わされロボット展を見に来ていた。はしゃぐ弟を横目に、反抗期真っ盛りの未来は退屈そうにケータイをいじっている。『毎日毎日ヤなことばっかり……いっそのこと、こんな世界、壊れちゃえばいいのに』。そう思った瞬間、突然地面が激しく揺れた。
東京を襲ったマグニチュード8.0の海溝型大地震。連絡橋は崩れ落ち、東京タワーは倒壊、一瞬にしてすべてが変わった東京。
未来は悠貴の手をひき、お台場で出会ったバイク便ライダー・真理の力を借りながら世田谷にある自宅へ向かう。果たして3 人は無事に家に帰ることができるのか――」(プレスリリース「ストーリー」より)
『東京マグニチュード 8.0』では、地震調査研究推進本部による海溝型地震の長期予測(30年)の「相模トラフ沿い/その他の南関東のM 7程度の地震」が、マグニチュード 8.0の巨大地震となって起こるという設定。マグニチュードの数値が「1」大きくなると、地震のエネルギーは32倍になるとされる。地震学者の間ではその規模の地震はこのエリアでは起こらないというのが定説だ。
しかし、フィクションの想像力は定説を超え、あり得ないプロットにリアリティを付加する。災害そのものもまた、人知の想定を超えて発生するところに本質があるのだ。
■花も実もある“キャスト&クルー”
□滝川クリステル、実名アニメキャラクターで初「声演」
迫力の“アニメ・リアリズム”を演出
『東京マグニチュード 8.0』の主な“キャスト&クルー”(製作スタッフ)を紹介しよう――
▼監督は『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズほか、プロダクション・アイジー9課制作作品に絵コンテ・演出として参加した若き才能、橘 正紀。制作は4月より放送中の『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』のボンズと、
4月25日から劇場公開された『交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』のアニメーション制作・キネマシトラスの2社共同で担当。
キャラクターデザインを野崎あつこ、シリーズ構成を『もやしもん』、『ヤッターマン』の高橋ナツコ、3D監督には『マクロスF』の井野元英二と、若手からベテランまで実力派スタッフが集結した。
▼主人公となるキャラクターは別掲カット写真を見てほしい……CV(キャラクターボイス=声優)は、家族に対して素直になれない中学生・小野沢未来(オノザワミライ)を花村怜美、“空気を読む”優しい弟・小野沢悠貴(オノザワユウキ)を小林由美子、そして5歳の娘をもつシングルマザー・日下部真理(クサカベマリ)を甲斐田裕子が演じる。
★特筆すべきは、FNN「ニュースJAPAN」のキャスターとして絶大な人気を集める滝川クリステルさんが、大地震の模様を伝えるニュースキャスターとして、実名のアニメキャラクターになって登場することだ。アフレコで声優に初挑戦し、作品のリアリティを高めている。
*滝川クリステルさんの『東京マグニチュード 8.0』出演にあたってのコメントを別記事で紹介
★音楽はオープニング・テーマを西川貴教(Vo)、SUNAO(Guitar)、柴崎浩(Guitar)、岸利至(Keyboard & Programming)の4人によるバンドプロジェクト・abingdon boys school の「キミノウタ」。エンディング・テーマには期待の新人アーティスト・辻 詩音の「M/elody」が抜擢されている。
西川貴教さんは『東京マグニチュード 8.0』への意気込みを次のように語っている――
「abingdon boys school はこれまでもアニメへの楽曲提供を手がけてきましたが、今回は現代の日本を舞台にした"パラレルワールド"ということで、歌詞の部分ではとくにストレートさにこだわって表現しました。いま日本のアニメーションが世界的な評価を受けるなかで、確実に一石を投じる社会派アニメ『東京マグニチュード 8.0』に僕らも期待しています」
■『東京マグニチュード8.0』 放送予定は……
★『東京マグニチュード8.0』 は、1話30分放送で全11話完結予定
★7月9日より、毎週木曜24:45(金曜0:45)よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送
*初回放送は25:00(翌午前1:00)スタート
*放送局:フジテレビ、関西テレビ、東海テレビ、テレビ西日本、新潟総合テレビ ほか
★7月2日(木)24:45より、滝川クリステルさんがナビゲートする「常識にまどわされるな!大地震生き残れSP 〜東京マグニチュード8.0〜」が放送される
★『東京マグニチュード8.0』公式サイト: tokyo-m8.com
〈2009.6.29.〉